SB耐震杭e工法   Steel Board Economical Method                  

SB(Steel Board)耐震杭e(economical)工法とは、場所打ちコンクリート杭の頭部を補強する為、平鋼板を巻いた杭です。 
 当社では以前よりSB耐震杭として、「場所打ち鋼管コンクリート杭」の設計・施工をさせて頂いておりましたが、より経済的により安全に設計・施工できる方法は無いのかとの技術検討の結果、更に経済的に(Economical)出来る工法として本工法を開発いたしました。

従来の設計手法では、鋼管巻き長さの範囲として、杭頭部から杭頭固定条件での弾性解析による杭体曲げモーメントの第一反曲点+(杭径の2倍)まで、かつ杭径の5倍以上として設計してまいりました。

 今回のSB耐震杭e工法では、鋼管巻き長さを、杭径の2倍+余長max0.3D500mm)とすることが出来るようになりました。

その結果、従来よりも鋼管杭のコストダウン(材料費)と施工性のアップを図ることが出来るようになっています。
ここにその技術資料をご紹介致します。

■SB耐震杭e工法の特徴

大きな曲げ耐力・せん断体力
杭頭部の拡大や主筋の増加を行う必要が無く小さな断面積で大きな曲げモーメント及びせん断耐力が得られます。

2.大きな安全性
鋼管巻き部は、鋼管にアスファルト塗布が可能であるのでネガティブフリクション対策工が容易であり、鋼管とコンクリートとの付着を期待しないので、施工管理が容易です。

3.少ないコスト
 市販の鋼管が使用できるので、資材費が安価で、外径・板厚・材質の制約が少ない。又、設計変更に対応し易い。

建築技術性能証明書
本工法は、『財団法人 日本建築総合試験所』 により2004年9月7日付けで下記記載のように性能証明を受けています。

性能証明 第04-09号
『SB耐震杭e工法(杭頭部鋼管巻き場所打ちコンクリート杭工法)設計・施工指針』に基づいて設計施工される杭頭部鋼管巻き場所打ちコンクリート杭は、設計で保証すべき短期許容水平耐力を有し、設計指針に規定している終局水平耐力を有すると判断される

< 施工手順 例 >
■杭芯セット(位置確認)

杭芯位置を確認し、施工ポイントに杭打ち機の削孔中心をセットし、検尺確認する。この際に杭打ち機の削孔中心の確認が誤差を生じさせないポイントになる。
■ケーシング建て込み(スタンドパイプ)

ケーシング建て込み。スタンドパイプの立込を行い孔壁(口込み)保護を行う。ケーシング立込の際にもポイントからの逃げを確認し制度を保つようにする。
■削孔状況(拡底部施工)

削孔を継続し、拡底部を施工する。写真ではACE工法の拡底バケツを搭載し先端部の拡底削孔を行っている状況になる。
■鉄筋建て込み状況
削孔完了後、孔壁内の処理を終えれば、鉄筋篭を挿入する。
■鋼管杭建て込み
施工ヤードで定着させた鋼管部(杭頭部)を建て込む。
下篭との接続施工が重要である。
■生コンクリート打設
生コンクリートを打設し施工を完了する。


 
※ 施工及び設計に関するお問い合わせは下記までご連絡下さい。 
 SB耐震杭e工法 -杭頭部鋼管巻き場所打ちコンクリート杭工法-
   問合 SB耐震杭協会 06-6582-7826 

 同工法には、設計基準書が御座います。併せてご要望の際には、こちらへご請求下さい。